東京の浅草にある喫茶店「アンヂェラス」。ステンドグラスが施され一見教会のような、山小屋のような…西洋の香り漂うモダンな佇まいです。それでいてやはりどこか昭和の香りが…。知る人ぞ知るこの老舗の名店には、店名を冠した一口サイズのアンヂェラスケーキがイチ押しです。その伝統のケーキをお持ち帰りして、家の中のミニテーブルにて勝手にアンヂェラスタイム。 ブッシュ・ド・ノエルをベースに考案されたというこのスポンジケーキは、表面がチョコレートでコーティングされ、白と黒の2種類がありました。(その他、季節ものも時々ある模様)バタークリームの素朴な甘さが何ともノスタルジックで、懐かしい気分にさせてくれます。 そしてやはりアンヂェラスケーキには濃い目の珈琲が似合います。せっかくなので、最近出会ったアンティークの器に淹れてみました。
深さのあるソーサー(受け皿)が時代の古さを感じさせてくれる通り、この器はたいそう昔のものであることがわかりました。 そんなこととはつゆ知らず、ただただ形や絵柄の可愛さに一目惚れしたものです。くぼみのある小振りなカップの表情は、まるでモールガラスのようでこれまたたまりませんデス。 英国製。(もしかしたらソーサーではなく、ティーボールという呼び名かも知れません) ※浅草の「アンヂェラス」は建物の老朽化の為、惜しまれながらも2019年3月に閉店いたしました。残念デス…。 |
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