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マタタビカフェ

「クルスカフェ」

お茶のお供は長崎銘菓の「クルス」です。クルスとは、ポルトガル語で十字架を意味する言葉とか…。十字架モチーフを刻んだ生地部分はパリッとした何とも言えぬ軽い食感で、ほのかに香る生姜の風味もアクセントとなっております。

中にサンドされたクリーム部分は、ホワイトチョコと珈琲のお味。(その他、イチゴや、抹茶、レモン味といったクリームバリエーションもあるようです)

パッケージには鈴木信太郎画伯(1895-1989)が手がけられたという修道女イラストも使われており、歴史と温かみが感じられるところも素敵です。

お茶は、修道女テレーズをイメージして調合された「薔薇の雨の紅茶」(平野裕子様作/ティークリエーター)

カップ&ソーサーは、イギリスアンティークで1790〜1800年代のニューホールと思われます(^^;)(購入したまま仕舞い込んでいたため記憶が少々曖昧…)大事なモノはつい仕舞い込んでしまうというクセがあり、そのまま忘却の彼方に…というパターンが実に多しです。

それより何より、お洒落な名を冠した紅茶が自分には勿体なくて、これもつい仕舞い込むところでございました(^^;)

その後、思いつきで木琴と聖歌の本を引っ張りだしてみました…。

おもちゃの木琴は音階がズレているので音は取れませんでしたが、素朴な音色がたまりませんですね。しかし、聖歌集と思って持っていた本は、記録史のように文字ばかりで楽譜は数曲のみでございました。

この本によると、日本人信者が初めて聖歌を歌った記録は、1872年2月のことだそう。

本の末尾には貴重と思われる「きりしたんのうたひ」(1878年発行)も再録されておりました。

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